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少額償却資産と一括償却資産

 江東区の税理士ふくやまです。

 10万円以上の資産を取得した場合、その取得費は耐用年数に応じて複数年で経費計上することになります。

 これを減価償却といったりします。

 私が税金の世界に足を踏み入れて約30年になりますが...

 減価償却する資産の取得価額はず~と10万円のままです...

 この30年間で消費者物価は約2倍になっていますのでそういうところを考慮すると減価償却も20万円以上とかになってもよいような気がしますが...

 と...

 例によって長い前置きになりましたが...

 青色申告の中小企業であることを要件として取得価額が30万円未満の資産は少額償却資産として一時に損金算入することができたりします。

 これを少額償却資産の償却というのですが...

 取得価格が20万円未満の場合には別に一括償却資産の償却というのがあります。

 こちらは一時の損金(一発で経費に算入)にはなりませんが3年間で償却するということになっています。

 ここでお客さんから質問されるのが...

 「センセ~30万円まで一発で経費になる制度があるのにど~して20万円までを3年で償却する制度もあるんですか?」という話...

 普通に考えたら30万円未満は全部少額償却資産でいいんじゃない~となりますよね。

 確かにそうなのですが...

 少額償却資産の償却は青色申告をしている中小企業にしか認められていませんから大企業や白色申告の法人は適用できなかったりします。

 ウチのお客さんは基本的に青色申告の中小企業ですからそういった意味では少額償却資産の償却が適用できるケースがほとんどです。

 しかし...

 それでもウチの事務所は取得価額が20万円未満の場合、一括償却資産として処理することが多かったりします。

 というのは...

 減価償却は会社会計と法人税の計算だけではなく償却資産税(地方税)にも大きく影響するんですね。

 ちょっとややこしい話ですが、少額償却資産は償却資産税の課税対象となる資産となる一方で一括償却資産は課税対象外という点(汗)

 すべての会社が償却資産税の課税対象となるワケではありませんが...

 償却資産の価額が150万円を超えると償却資産税の納税が(滝汗)

 ここを考えてあえて少額償却資産ではなく一括償却資産で計上することは本当によくあります。  

 青色申告の中小企業だからといって必ずしも少額償却資産の償却を適用することが最善ではないということです。

 少額償却資産と一括償却資産...

 微妙なアレですが、意外と後で効いてくるような話だったりします。

 *減価償却と償却資産税についてはその他リース資産の償却など租税特別措置法(時限立法)を考慮すべき点がありますので、検討の際には必ず顧問税理士に相談してください。

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