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ProprietaryなSystem

 千葉市の税理士ふくやまです。

 ウチの事務所は弥生会計という大手家電販売店でも購入できる会計ソフトをメインに利用しています。

 最近になってクラウド会計システムのネットde会計も導入しています。

 どちらの会計ソフトも小規模企業の会計処理には十分なスペックと使い勝手だと思っていますので、今まで会計ソフトの選択を誤ったと後悔したことはありません。

 税理士として、会計ソフトのスペックや使い勝手には妥協してはいけないのはもちろんですが、私が会計ソフトに一番こだわる部分は互換性だったりします。

 会計ソフトはたくさんの製品があるのですが、その性格は大きく2種類に分類できると思います。

 第1の類型は専用のデータ処理センターを構築したり専用開発したハードウエアが必要だったりする税理士(会計)事務所専用システムです。

 お客さんは税理士事務所から専用ソフトを購入(ライセンス契約)することになります。

 専用システムだったりするのでかなり凝った資料も用意されていたり、お値段もそれなりにしますがその分、個性的な機能があるといえます。

 また、基本システムまで専用設計されている場合もありますから、極端な場合、他の会計システムにデータ移行ができないようなこともあります。

 第2の類型は普通のPCで動くいわゆるパソコン会計ソフトです。

 お客さんは家電量販店や税理士事務所からソフトを購入することになります。

 普通のパソコンで動作する上に、データの互換性が高いので会計ソフトを変更してもデータ移行は簡単です。

 その分、会計ソフトの機能としてはどこの製品も大差ない(使い勝手の違いはあります)といえます。

 会計ソフトの世界からちょっと離れてみますと...

 既にITの世界では第1類型のような専用システムはものすごく少数派になっています。

 以前は莫大なコストをかけて専用システムを開発・運用していた大企業でもどんどん既製品のシステムに移行しています。

 理由は簡単で以前は機能上の制約で既製品のシステムでは会社が求める細かなオーダーに対応できなかったのですが、現在では既製品のシステムも汎用性が向上して通常の(大企業が求めるようなレベルの)業務要件であれば専用システムでなくても十分に対応できるようになったからです。

 既製品のメリットはコスト低減と多くの利用者による品質・性能向上が望めることです。

 で...

 会計ソフトの世界に戻ってみますと...

 まだまだ専用システムが相当のシェアを維持しています。

 相当のシェアを維持しているということは会計ソフトの世界においてはまだまだパソコン会計ソフトでは満たされない機能がたくさんあるということなのでしょう。

 しかしながら、ウチの事務所はハードウエアやソフトウエアに互換性のないものは使わないようにしています。

 例えば、ウチの事務所から他の事務所に契約変更される際にも互換性の高い会計データを提供できたりします。

 幸いにしてそういうケースはいまだにございませんが...

 反対に専用システムの事務所さんからウチの事務所に契約変更いただく際にはデータの互換性はかなりネックになります(汗)

 これは既に何度も大変な思いをしてデータの再入力等で対応しています。

 システム仕様の違いだと言ってしまえばそれまでですが...

 電子申告などで勘定科目(タクソノミと言います)も共通化しているのですから会計ソフトのデータ互換についても業界で話し合ってもらえるといいな~と思ったりします。 

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コメント

No title

弥生は使い易いですね~。ポチッ!

No title

おはようございます。
ウチのシステムは、弥生会計、勘定奉行等のデータを変換できますが、逆ができるのかは?です。
仲間の税理士さんのシステムは、リモート対応のノートPCまでベンダーさんから購入しないといけないようで、かなりご不満のようです。
今はどうかわかりませんが、T●Cさんなんかはパソコンごと関与先にリースしていた記憶があります。
会計システムメーカーと税理士、それを使う事業者さんとの関係は益々変わってきていますね。特に従来のビジネスモデルを堅持するベンダーさんには厳しい方向で…。

To しんめいさん

こんにちは。

確かに弥生会計は使いやすいという方が多いですね。

シェアNO1というのもうなずけます。

No title

こんにちは。

税理士にとって会計ソフトや財務ソフトは武士の刀のようなものです。

高機能で使いやすいのが一番ですが、高級である必要はないと思っています。

会計データは大量なように感じますが年間で数百~数千レコードしか発生しませんのでスペック的にはパソコンで十分に対応可能なんですね。

専用機や互換性のない専用ソフト、ましてはクライアントサーバ方式のデータ処理センターなどは不要というのが本当のところだと思います。

No title

こんにちは。
ウチの事務所はいわゆるMJSのシステムなのですが・・
自計化する顧問先さんには弥生かMJSの顧問先用ソフトのどちらが良いか選択してもらっています。
コスト面からみてMJSのほうが安価なのでそちらを選択するパターンが多いでしょうか。
最近開業した税理士の友人などは弥生だったりするのですが、個人的には高速入力したいので今のシステムが合っています。
顧問先さんにとっては互換性が高いソフトのほうが良いのかもしれませんが、まあ事務所を変えないという前提ですので・・

No title

>まだまだ専用システムが相当のシェアを維持しています。
先行開発して巨額の投資をしても
PCの性能が上がって一般化されると
時間の問題で
生き残るのが大変な時代になるのでしょうね

質問させてください
>タクソノミ
と言う専門用語は外国語ですか?

No title

こんにちは。
MJS・ICS・JDL専用機ベンダー御三家ですね。
この3社の魅力は充実したサポート体制だと思います。
パソコン会計ソフトベンダーはサポートが弱い(無いに等しい)のは間違いないと思いますから、実は専用機とかパソコンとか関係なくそういう面で優位(税理士シェア)に立っているかもしれませんね。
ちなみに弥生会計でもAE(税理士仕様)は高速入力モードがあります。
専用テンキーを使うと右手だけでOKです。
また、弥生もスタンダード単体ならお安い(3万円~)ですが、給与計算や販売管理などを追加したり部門会計が必要になるとプロバージョンが必要になったりとお客さんのソフト代も年間10万円では足りなくなります。
修行をした事務所の影響もあるでしょうしね~
それでもT●Cだけは色々な意味で別ものだと思います(爆)

To 間取作造さん

こんにちは。
例えばCADシステムなどは少々前まで専用機(OSも専用)というのがかなりありましたが、現在はほぼ100%Windows上で動作していますよね~
同じように会計ソフトのような零細事業者(税理士などは基本的に零細事業者です~)向けの製品は専用機などが生き残っていてはいけない時期ではあると思うのですが...
確かに専用機はお高い分だけ心地よい部分はありますし、税理士業界が高齢化社会というのも影響しているのかもしれませんね。
タクソノミとは本当の意味は「効率的に分類するための~」となるのですが、最近では電子政府で推進している財務諸表の雛形全般を指す用語として使われています。
電子政府では財務諸表を電子化する際にXBRLという標準を採用していて、その中で主要な勘定科目についても標準化しています。
民間では東証が中心になって標準化を進めています(財務諸表の公開ですから...)
電子申告も勘定科目をXBRLで送信するのでタクソノミに準拠しているというわけです。
なんかエライややこしい話ですみません。

No title

私も弥生会計使っています。
一般にソフトは、みんなが使っている物の方がいいかなぁ。
わからないときに、ネットや身近な人に教えてもらいやすいから。

To saru999さん

こんにちは。
本当に弥生ユーザーは多いですね。
実際のところ税理士業界の中では圧倒的多数派ではないと思うのですが...

シェアの順にイメージキャラクターを並べると
中村京蔵(勘定奉行)
宮下純一(PCA)
皆藤愛子(弥生)
松岡修三(会計王)
なし  (らくだシリーズ)
米倉涼子(財務応援)

う~ん少なくともキャラクターの人気とシェアに強い相関はなさそうです。

No title

初歩的な質問に丁寧にお答えいただきまして
ありがとうございます
先生(ごめんなさいついそう書きたくなります)
のお人柄ですね
学び(=まねる)たいと思います

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税理士ふくやま

Author:税理士ふくやま
東京都江東区の税理士です。
小規模企業経営者にとって信頼される相談相手を目指して日々精進しています。
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