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士業などの原稿料収入

 千葉市の税理士ふくやまです。

 弁護士や税理士などの士業はほとんどが個人事業者です。

 個人事業者ですから事業所得として所得税の確定申告を行い納税することになります。

 ここで注意が必要なのが原稿料の取扱いです。

 士業という職種は専門家稼業だけに他の職種に比べて原稿料収入が発生する頻度が高いですから...

 最初に所得の区分について考えてみたいと思います。

 税理士が税金の本を書くような場合、その所得は事業に付随する業務ということで事業所得に区分されます。

 では税理士が小説を書いた場合はどうでしょう?

 税理士業との関連性がなければ税理士業務に付随する業務とはいえませんから、小説の原稿料が継続反復して生業として認識できるような業務なのかということで判断することになります。

 事業所得と雑所得の区分が問題になるのはその業務による所得が赤字になり、他の所得と損益通算を行うような場合です。

 雑所得の場合は損益通算はできませんから、例えば私が小説を執筆し取材費(どんな取材なのかはアレですね...)で収入を遥に凌駕する支出をしてしまったような場合でも他の所得(税理士業の事業所得)とは損益通算ができないということになります。

 では雑所得が黒字の場合にはどのような影響があるのかというと...

 普通に考えると事業税の課税の可否が思いつきます。

 法律上は事業税が課税されるのは特別な定めがある場合を除き事業所得と不動産所得だけということになっています。

 ところがですね...

 この事業税というのがクセモノでして(汗)

 雑所得で申告していても実質的に事業だと認定されると事業税が課税されることがあります(滝汗)

 で...

 それでは士業の原稿料収入が黒字の場合は事業所得・雑所得のどちらでも影響がないのかというとですね...

 事業に付随しない原稿料による所得が黒字の場合はやはり雑所得で申告するべきだと考えています。

 なぜならば、税理士業や弁護士業というのは事業税が課税される事業なのですが、文筆業というのは事業税が課税されない事業なんですね~

 最初に書いたように税理士が税金について原稿を執筆した場合は事業に付随する業務なので事業所得かつ事業税の課税対象です。

 しかし事業に付随しない原稿(小説等)の場合はその業務は文筆業です。

 文筆業による所得は事業所得にもなりますし雑所得にもなりますが、黒字の場合は所得税法上はあまり問題が生じません。

 一方で事業税については小説による所得を明確に区分しないと事業税が課税されてしまいます(汗)

 そこで、本業に付随しない文筆業による収入は雑所得で申告することでそういう面をアピールするということですね。

 ちなみに正しい手続は...

 県税事務所に個人事業税収入等明細書を提出するのですが(汗)

 その提出期限は所得税の申告期限と同様に3月15日...

 その書類だけを県税事務所に提出するのはちょっとアレです(滝汗)

 ということで...

 実務的には問題無いハズなのですけど、ど~なのでしょうかね(滝汗)

 ちなみに私も原稿料収入が少々あるのですが、税金に関係するものばかりなので全て事業税の対象となっております(涙)

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コメント

No title

こんにちは。
かれこれ数年前に原稿料をいただいたことがありますが、何も考えずに事業所得ひっくるめた記憶があります(汗)
税金に関係あるものでしたので結果オーライということで...。
自分自身のことはどうも根気がないようで、医者の不養生のようなものかもしれませんね。
ポチッ!

No title

その昔、密かに小説なぞ書いていた時代がありました。
収入を伴わない趣味で。

行政書士収入に限界を感じたらこれとの兼業でも…
そしたら今回の記事のお話ですね。

売れないでしょうから赤字申告ですか~?^^;

To 税理士いとうさん

こんにちは。
固定資産税も含めて地方税はローカルルールのようなものが多いので困ります。
もっともローカルルールなのかの判断ができないという不勉強さもありますけど...
地方税はややこしいですね(汗)

To くるぶしさん

こんんちは。
くるぶしさんは文章を書くのが好きなんですね~
私は小学生の頃、漫画を描くのが好きでした...
絵心はないのですが(汗)

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Author:税理士ふくやま
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