スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

これから税理士事務所を開業するならば

 千葉市の税理士ふくやまです。

 税理士になるには税理士資格を有しているだけではダメで税理士会に登録しないといけないのですが...

 登録するにも「開業税理士」と「補助税理士」に「社員税理士」という区分があります。

 私のような税理士事務所のオーナーは「開業税理士」です。

 個人の税理士事務所や税理士法人の勤務税理士が「補助税理士」です。

 複数の税理士で税理士法人を設立する場合、パートナー(出資)税理士が「社員税理士」です。

 税理士法人はともかく...

 自分で税理士事務所を開業するのであればいきなりバラ色の日々ということはまずありません(汗)

 税理士事務所で事務員として勤務しながら税理士資格を取得したような場合は「独立(のれん分け)」として顧問先を分けて開業できることもあるのかもしれませんが...

 もしくは事業継承のような場合もあるのかもしれませんが...

 多くの場合、「お客さん0件」からの開業ということになると思います。

 もちろん私もそうでした(汗)

 開業して3年も経つと開業時の苦労は既に過去の想い出になってしまっていたりするのですが(笑)

 やはりお客さんがいないということは大変です(滝汗)

 最初の1年間は私も試行錯誤の繰り返しでした...

 今でも自分の進んできた道が正しい道のりだったのかは今イチ自信が持てないというのも正直な気持ちです。

 でも、こんな怪しいブログを更新している貧乏1人税理士事務所に「開業を検討しているのでお話しを伺いたい~」というようなことがあったりします(汗)

 今まで数人ほどですが...

 超変わり者の私の話しなどは絶対に役立たないと思うのですが、最近もなにやらお問い合わせをいただいたりしたもので(忙しくでお会いすることはできませんでしたが...)残暑払いにですね...

 「私がこれから改めて税理士事務所を開業するならば」ということを書いてみたいと思います。

 事務所は普通の事務所が良いかもしれない

 ウチの事務所は民家の2階部分を借りている一見すると税理士事務所に見えない(看板も郵便受のテプラのみ)ステルス型事務所なのですが...

 今にして思えば多少家賃は高くても普通の事務所を賃借したほうが良かったのではと思っています。

 開業時の資金繰りを考えるとアレなのですが、実際に税理士事務所というのはお客さんが結構、やってくるものです。

 それなりの数のお客さんとお付き合いしようと考えるのであれば、自宅の1室とか民家の2階(これはレア?)というのはやはり無理があります。

 無理があっても一度構えた事務所を移転するにはお金も労力もかかりますから、なかなか簡単ではありません。

 やはり最初が肝心ということになります。

 複合機を導入するのなら最初から大型複合機にする

 税理士事務所のプリントはモノクロA4版が中心ですから、業務用の高速プリンタを導入するのはアリだと思います(コストも安い)。

 しかし、相続業務などはA3プリントを大量に行うこともありますし、申告書の一部はカラーで印刷するものもあります。

 ウチの事務所も最初はA4モノクロ複合機とA3インクジェットプリンタを導入したのですが、開業1年も経たないうちに業務用カラー複合機を導入してしまいました。

 コスト的には少々お高くなるのですが、これはかなり便利です。

 電話とFAXは別回線がよい

 ウチの事務所は電話回線は1回線しか契約しなかったんですよね...

 世の中こんなにFAXが使われているとは知りませんでした(汗)

 あわてて2回線に増強したのですが、一度広まった電話&FAX番号を改めて周知するのは結構たいへんです(滝汗)

 いまでも受話器をとると「ピ~ヒャラ~」となることがあります...

 これからはネット集客でしょう

 お客さんをどのようにして獲得するのかというのは永遠の課題ではありますが...

 資金力も人脈もない(普通はそうですよね...)税理士事務所が見込み客との接点を得る手段としてはインターネットをフルに活用するべきだと思います。

 ただし、ネット集客にどれだけの資金を投下するのかはよく考えなければいけないと思います。

 また、ネット集客ではターゲットとなる客層をしっかりと絞らないと期待どおりの結果が得られません(ここは重要かつ難しい)。

 ウチのような税理士事務所は毎週数件のお客さんを新規獲得するようなことになったら、完全にオーバーフローになります(汗)

 毎月1~2件程度、新規のお客さんが獲得できれば十分(少なくても私はそう思っています)です。

 また、人脈がないといっても同級生が起業したりと開業してみるとそれなりにお客さんとの縁は得られるものですし、ネットで集客したお客さんの中にも紹介好きのお客さんがいたりしますので不思議とお客さんの集客チャネルは拡大していきます。

 税理士紹介会社は頼らない

 税理士事務所を開業すると税理士紹介会社からの営業がたくさんあります(最近はかなり減りましたが...)。 
 ウチの事務所も開業時に1社だけ紹介業者と契約したのですが、結果的には数件の面談はしたもののお付き合いをしたのは1社のみでした。

 ここは経営判断だと思いますが、税理士本人がお客さん対応を行うような1人税理士事務所の場合、紹介会社があっせんするような報酬額のお客さんとお付き合いするのは難しいと個人的には思っています。

 値引きはしない

 今どきの税理士事務所は明朗会計といかないまでもHPなどで報酬体系(料金表)を公開していることが多いと思います。

 税理士業もサービス業ですからサービス内容と見合う報酬をしっかり提示して、やみくもに値引きを行わないことは大事なことだと考えています。

 お客さんが少ないと喉から手が出るほどお客さんは欲しいところですが、値切るお客さんは税理士業務のサービス内容を理解していない(評価していない?)ということでしょうから、最終的にサービスの要求レベルと報酬のバランスがだんだん壊れていくことになると思います。

 お客さんのために一生懸命働いてもいただける報酬が見合わないと...

 これはモチベーションが下がるというか、商売としても成り立たなくなります。

 つまりは値切るお客さんと付き合っても最終的にはお別れすることになる...と思います。

 資金は十分備える

 税理士事務所は比較的利益率が高い業種なので事業の運転資金はそれほど必要ではありません。

 しかし、とにかく収入が増えるのに時間がかかる(汗)

 誤解のないように書くとですね...

 お客さんが増えるにしたがってじわりじわりと収入が増える一方で、一度増えた収入は簡単には減らないという特性があります。

 したがってマジメにお仕事をしていると1年目より2年目という具合に年々収入がゆっくりと増えていきます。

 とても「ゆっくり」とです(涙)

 ですから運転資金というより本当に必要な資金は生活費(汗)

 開業2~3年は生きながらえられる程度の資金は準備する必要があります(重要)

 で...

 私が後悔しているのは資金の融資を受けなかったこと...

 事業計画を作って手持資金が潤沢(退職金など)なうちに資金調達をしておくべきだったと反省しています。

 ウチの事務所も開業2年目の終わりごろが資金的に一番きつかったです(遠い目...)

 創業者融資で数百万円でも借りておけば随分と楽だったと思います。

 と...

 えらい長文になった割にはあまりに当たり前のことしか書いていませんです(汗)

 実は、今までウチの事務所にお茶を飲みに来た開業志望の方たちにはこの他に1点だけアドバイスしていることがあります。

 話したのですが、皆さん「自分にはできません」とおっしゃって帰られます...

 ですからそこは書くのはやめておくことにします。

 特に秘密ではないのですが、私の変人ぶりが白日の下にさらされることになるので(汗)

 開業税理士はウハウハ儲かる仕事ではありませんけど、やりがいのある仕事であることは間違いありませんし、普通に食っていけないほど儲からない仕事でもないと思います。
  
 

関連記事
スポンサーサイト

コメント

No title

おはようございます。
普通の事務所は、納得です~。
お客さんの件に加え、スタッフを雇うことを考えたときはいわゆるオフィスは必要になりますので。
オフィスで開業=開業時の資金確保(融資)は間違いなくヒモ付きにしておく必要があるのでしょうが…。
しかし、皆さん口を揃えて無理という秘密の一点が気になりますね~(笑)

No title

こんにちは。


ちょっとー!
最後まで読み終わったと思ったら、残りの1点?
そこが一番気になります^^;


「値引きしない」
というのは、本当そうだと思います。値引きしなければならないときももちろんあるのでしょうけど、価格とサービスの質は比例するように思います。

最後の1点なんだろう。

To 税理士いとうさん

こんばんは。
最近はネットで色々な知識が手に入るので、情報におぼれている人が多いような気がします。
開業税理士といっても零細な個人事業ですからシステマチックに利益を生み出す仕組みなどありませんよね~
ところが、そういう仕組みがあるものだと信じている人が本当にいたりするのにはびっくりです。
開業税理士が増えるのは喜ばしいことですが、
経営はリスクの選択でリスクの排除ではないということは知っておかなければいけないでしょうね。

To Gucci55さん

こんばんは。
税理士の日当っていくらなんでしょうね?
例えば日当5万円とすれば、毎月訪問して資料の作成や決算・申告業務などを税理士本人の対応であれば月額1万円というような話は成立しないでしょう。
時給1000円のパートを使っても厳しい...
開業時はお客さんが少ないので心が揺らぐとは思いますが、適正報酬というのは経営上とても大切だと思います。

相互リンク

みんなの自動リンク集

福山徹税理士事務所

税理士ふくやま

Author:税理士ふくやま
東京都江東区の税理士です。
小規模企業経営者にとって信頼される相談相手を目指して日々精進しています。
濃厚なサービスを適切な価格で提供することを心がけています。

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
最新記事
リンク
最新コメント
最新トラックバック
twitterはこちらから
tododc34をフォローしましょう
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
ランキングに参加中
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Facebook
ありがとうございます。
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。