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社会保険料控除は実際に支払った金額です

 千葉市の税理士ふくやまです。

 所得税で適用する所得控除のなかで必ずあるのが「基礎控除」です。

 その次に適用する機会が多いのはおそらく「社会保険料控除」だと思います。

 今は時期的に年末調整ネタだったりしますので、そういった観点で社会保険料控除について少々書かせていただきます。

 通常、サラリーマン(給与所得者)は勤務先からの給与以外に収入が無い場合は確定申告をする必要はなく、勤務先で年末調整を行うだけで所得税の精算が済んでしまいます。

 年末調整でできることは先日の記事(こちら)をご覧いただくとして...

 その中でも社会保険料控除というのはちょっと注意が必要だったりします。

 まず、社会保険料控除の対象となる社会保険料です。

 サラリーマンの方の場合、会社で天引きされている社会保険料(介護保険料)&厚生年金掛金が一般的です。

 これは支給される給料から会社が天引きしているので年末調整時には自動的に控除額に加算されます。

 普通のサラリーマンはそれでおしまいなのですが...

 会社で天引きされている以外に国民健康保険料や国民年金などを支払った場合は年末調整の際に「給与所得者の保険料控除申告書兼配偶者特別控除申告書」という長い名前の書類に支払額を記載して証明書類を添付して提出することで控除の適用を受けることになります。

 ただし...

 控除証明書を添付するのは国民年金だけ(ハガキ型の控除証明書が社会保険庁から届きます)で国保や介護保険料などは実際には控除証明書がありませんので証明書の添付義務はありません。

 で...

 国民健康保険料を社会保険料に算入する場合は、年中の支払額が控除対象だったりします...

 つまり未納している額は対象になりません。

 例えば平成25年の保険料を平成26年に支払った場合、その金額は平成26年分の所得控除になります。

 さらに注意が必要なのは...

 20歳以上のお子さんなどに賦課された国民年金などを実際に親御さんが支払った場合の取扱い...

 これ、生計が一の場合は親御さんの控除対象に含めて良いのですが、生計が別の場合はNGです(汗)

 この判定は保険料の支払った時点で判定しますので、例えば平成25年の3月まで親子同居で生計が一だったとすればそれまでに子の国民年金を親御さんが支払ったものは控除対象でOKですが、4月に就職して別居してしまったような場合は4月以降の支払は親御さんが支払っていたとしても控除対象にはなりません。

 一方で、別居していても引き続き学生さんで親御さんの仕送り等で生活しているような場合は生計が一となりますので引続き親御さんの控除対象でOK~

 なんだかややこしいですね(汗)

 次はご両親の後期高齢者保険等の問題です...

 現在、年金受給者の場合は健康保険料等が特別徴収(年金から天引き)されることが原則になっています。

 この天引きされた保険料は仮に生計が一で扶養関係にあるお子さんであってもお子さんの控除に加えることはできません。

 天引きされているということは支払っているのは天引きされている年金の受給者である親御さんですから、生計が一であってもNGとなります。

 社会保険料控除というのは支払った者に対して控除が適用されることになっているんですね。

 ということで...

 年末調整の際にイロイロと問い合わせをいただく社会保険料控除ですが(汗)

 ただしく計算してすっきりと年末調整を行いたいものです。

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コメント

No title

こんばんは。
商○会や無料相談会場なんかですと、社会保険料控除に加えて医療費控除で生計が一であることという要件を見逃しているケースをよく目にします(汗)
一番困るのが、税務署は良いと言ったとか、去年の税理士さんは何も言わなかったとか。
税務援助の何がアレって、そういった部分だったりします。
ポチッ!

No title

こんばんは。
そうなんですよね。意外に社会保険料控除の適用って判断が迷うときがあります。計算は合計額そのままなんで、簡単だと思われがちですが、有利不利の判断が必要になった場合・・・うーん、と頭を悩ませます。

ほんとややこしいんです。テストでは合計額書くだけですけど^^;

To 税理士いとうさん

こんばんは。
無料相談を利用し続けている納税者さんは過去に都合の良い言質をとっていた場合、それを宝物ののようにしていますよね〜
私はダメなものはダメとハッキリ言うタイプで、「去年の〜」ときたら「その人が間違っているんですよ!」と…
だいたいが常識的な話ですから本当のところは納税者の聞き間違いというようなことが多いような気がしますが、正しい認識を得ていただくことが最優先だと思っています。
税務支援はイロイロあって、イロイロな意味で勉強になります(汗)

To Gucci55さん

こんばんは。
社会保険料控除は年中の支払額が原則ですが、一方で前納保険料については通達が出ていたりもします(汗)
こういった部分は素人さん(役所の担当者も含めて)は誤認が多いところですよね。
年末調整という短期間に大量処理する業務では、なかなかの魔物ぶりを発揮してくれます(滝汗)

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Author:税理士ふくやま
東京都江東区の税理士です。
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