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法人成りのタイミング

 千葉市の税理士ふくやまです。

 ウチの事務所は原則として10月決算から2月決算までのお客さんとはお付き合いはしておりません。

 とはいうものの…

 実際には10月〜12月決算法人のお客さんは各月1〜2社いらっしゃいます。

 1月、2月決算法人のお客さんは本当に0社です。

 ウチのような税理士1名の零細事務所の場合、個人の確定申告時期に法人の決算対応をすることはできない訳ではないのですが通常の時期より間違いなく慌ただしいので、仕事の品質に自信が持てない(汗)

 ですから個人事業を法人化(法人成りといいます)する場合にも極力10月〜2月の決算期は避けていただくようにお願いすることになります。

 これはウチの事務所の都合ですけど(滝汗)

 では、本当のところ個人事業を法人化するタイミングはいつが最適なのか?

 新規に事業を開始する場合と異なり法人成りは個人事業を法人に引継ぐというところに注意が必要です。

 例えばですね…

 棚卸資産の譲渡や事業用資産の譲渡などの個人・法人間の取引の問題などがあります。

 ちょっとセコい話ですが青色事業専従者給与にも注意が必要です。

 青色事業専従者給与というのは個人事業では生計を一にしている親族に給与を支払っても経費にすることができないのですが、青色申告の場合には届出を提出することで青色事業専従者給与を支払うことができるというものです。

 この青色事業専従者給与は家族従業員がいる場合には大変ありがたい制度なのですが、1円でも青色専従者給与の支給を受けるとその人は扶養(配偶者)控除の対象外になってしまうという問題があります。

 つまり…
 
 2月に法人成りをするような場合、青色事業専従者給与を月額8万円で2ヶ月支給する…

 その後は法人から同様に月額8万円の給与を支給しますよね。

 その方の給与収入は96万円ですから扶養(配偶者)控除の対象になるのかというと…

 なりません(汗)

 年間16万円ですが青色事業専従者給与を支給していますので(滝汗)

 こういった場合は青色事業専従者給与の支払を見合わせるような判断が必要です。

 また、消費税の問題はとても重要です。

 法人成りのメリットに消費税の課税事業者の判定がリセットされるという点があります。

 上手にやれば最長2年間は消費税の課税事業者にならずに済みます。

 この観点でいうと第1期の事業年度は極力12ヶ月に近い方が有利であることが多かったりします。

 そんなことを考えながら法人成りのタイミングを検討すると意外と年末年始に法人設立というも悪くはないという気になってきます。

 悪くはないのですが…

 年末年始の多忙な時期に法人設立をするのは大変です。

 また、そういった流れのなかで12月決算にしてしまうと…

 年末に決算作業を行い申告は2月末になります(汗)

 外資系を中心に12月決算法人は意外と多いようですが、実地棚卸作業や各種残高確認などを毎年末に行うのは結構キツいと思います。

 サポートする税理士も同様です(滝汗)

 と…

 この時期に法人化のご相談をいただくととてもモヤモヤした気になったりしますが…
 
 長期的に考える(目先の消費税などの問題にこだわらずに...)と決算は閑散期に設定することも十分にアリな判断だと思ったりもします。

 最終的には経営者の判断…

 ウチの事務所の場合、「会社にしたい〜」と相談を受けるとイロイロな視点でイロイロな選択肢を提案します。

 これを「余計なおせっかい」と感じるか「丁寧なサポート」と感じるかでウチの事務所の評価は変わるようです(笑)

 ちなみに…

 ウチの事務所は法人設立(電子定款の作成)は提携行政書士に依頼しています。

 法定費用(登録免許税等)の他に行政書士報酬等も必要になります。

 最近は行政書士費用や司法書士費用を無料にしたり、税理士報酬をその分値引きしたりする税理士事務所もあるようですが…

 タダより高いものはない…

 かもしれません…

 経営上必要なコストはしっかりと負担するという考えは結構重要です。

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コメント

No title

こんにちは。
法人成りのときにあらゆる可能性を示すと、おせっかいに感じることありますか?かなりいいと思います。何も言わずに流れのままの、法人成りすることもよくあると思いますし、繁忙期の決算と閑散期の決算では内容も変わってくると思います。

でも、こっちの都合なんですけどね(泣)

No title

おはようございます。
最近は自ら設立を行ってしまう方もいらっしゃいますし、行政書士と打合せして行い、設立が完了してから税理士を探す方もみえられます。
しかしながら、役員構成や決算月、資本金額等でもっと良い選択があったのでは?という案件もチラホラ…
初期の選択如何によって影響を受ける部分って結構多いので、事前に税理士に相談することはを勧めしたいのですが…
ポチッ!

To Gucci55さん

こんばんは。
個人的には決算期は会社の閑散期が最適だと思っています。
税理士が計算法人を設立する場合も6月決算がおすすめ〜
と…
わかっていても目先の少々の税負担が気になる(汗)
税金って難しいものですね。

To 税理士いとうさん

こんばんは。
確かに法人設立を自力でという社長さんは増えているようです。
役員構成なども複数人で合同会社の代表社員とか(後々揉めることが多い〜)決算期を2月末にしてみたり(3月設立の流れですね〜)…
2月末決算法人に対応する税理士事務所はたくさんあるでしょうけど、個人の確定申告最盛期にどれだけ丁寧な対応ができるのか個人的には疑問です。
「それは税理士の都合でしょ〜」という声も聞こえてきそうですが…
本当のことですから仕方ありませんよね。

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Author:税理士ふくやま
東京都江東区の税理士です。
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